レンジで簡単!北海道栗かぼちゃのコロッケ

「もったいない」の思いを商品に。食卓から産地応援!

レンジで簡単!北海道栗かぼちゃのコロッケ

カット加工時に発生するかぼちゃの端材を使用。組合員の視点を生かしました。

煮物やグラタン、お菓子作りなど、幅広い料理で大人から子どもに親しまれているかぼちゃ。じつは色や形を安定させて栽培することがむずかしい野菜です。そんなかぼちゃの生産者の支えとなりたいという思いのもと、組合員のくらしの視点を生かして完成したのがこのコロッケ。約1年かけて具や味付け、使い勝手などを話し合い、納得できる一品に仕上げました。

商品開発の活動風景

鶏ひき肉を加えて、おかずにもなる味わいに。

原料は、パルシステムの冷凍野菜『北海道十勝の栗かぼちゃ』にも使われるかぼちゃのなかで、カット加工時に発生するかぼちゃの端材を中心に使用。ほっくりとした食感や風味を生かすため、皮ごとあらごしにしています。また、「甘みが立ちすぎるとおかずとして出しにくい」との意見から、鶏ひき肉でうまみをプラス。さらに、ふだんから使っているという組合員の希望から、『花見糖』であっさりとした甘さにまとめ、コクを引き出しました。かぼちゃの存在感を立たせるために、ふっくらとした小判型にしたのもこだわりです。電子レンジで温めて少し置いたら、衣はさっくり。ランチや夕食の“あと一品おかず”として活躍します。

調理例

商品に込めた想い

パルシステム千葉<br>「ほしいをカタチに! プロジェクト」参加メンバー

パルシステム千葉
「ほしいをカタチに! プロジェクト」参加メンバー

かぼちゃコロッケというと「おやつ」のイメージが強いので、「おかずとしても食べてもらえる味」にこだわって取り組みました。ほっくりとした栗かぼちゃの甘みを生かしながら、鶏ひき肉などで絶妙な塩加減にまとめられたと思います。パンにはさんでボリューム満点のサンドイッチにしてもおいしいですよ。このコロッケが、生産者さんの応援につながったらうれしいです。

パルシステム商品担当

パルシステム商品担当

かぼちゃは栽培のむずかしさがあるほかに、産地での追熟が不可欠。そのスペースを確保したり、重量のあるかぼちゃを移動させたりと、産地における手間は大きなものです。「大切に育てられたかぼちゃの廃棄を、少しでも減らしたい!」というのが私たちの思い。たくさん利用してもらうために、具の配合比を調整したり、甘みを『花見糖』に差し替えたりと、味わいにはとことんこだわりました。このコロッケが、フードロスについて考えるきっかけになれたらと思っています。

ページに記載された内容は、最新の情報と異なる場合があります。

Frozen Foods

冷凍食品