礼文島船泊の産直・旬の真ほっけ開き

最北端の産直産地の真ほっけ。脂ののりも鮮度も違います。

礼文島船泊の産直・旬の真ほっけ開き

最北端の産直産地・船泊(ふなどまり)漁協。

産直産地・船泊(ふなどまり)漁業協同組合があるのは、北海道礼文島。ロシア領がすぐそこにあり、冷たく激しい海流が身のしまった海産物を育んでいます。環境と資源の保全に取り組む船泊漁協とパルシステムは、お互いの方針に共感し、2019年12月に産直提携を結びました。

船泊漁業協同組合の漁のようす(北海道)

名産「真ほっけ」を守り、未来へ続く漁業へ。

ほっけには、“縞ほっけ”と“真ほっけ”の2種類がいます。縞ほっけは、オホーツク海やベーリング海で多く水揚げされ、魚体にしま模様があるのが特徴。一方、真ほっけは北海道近海が主な漁場で、身のしまりがよく、味わいが濃いのが特徴です。

そんな北海道定番の真ほっけも、近年漁獲量が減っています。船泊漁協では、漁獲期間を短く規制し、メスが卵を産む時季には自主的に漁を禁止。未成熟魚がかからないように漁に使う網の目を大きくするなど、「とりすぎない」ことで、未来へ続く漁業を実践しています。

水揚げされる真ほっけ

いちばん脂のりがよい時季に、生きたまま水揚げ。

礼文島の近海は、ほっけの餌となるオキアミが非常に豊富。脂を蓄えたオキアミをたっぷり食べて育つので、ほっけにも脂がしっかりのります。この商品は、なかでも最も脂がのる6~9月に漁獲した真ほっけを原料にしました。

品質のよさは、これだけではありません。一般的な漁は網を張った翌日に引き上げるため、魚が死んでしまっていることも。それに対し、船泊漁協では、網を短時間で引き上げる「日網」という漁法を採用。魚が生きているうちに水揚げするので、鮮度が違います。

焼いているそばからジュワッと脂が浮かび、箸を入れれば身はホロリ。ほっけは鮮度が落ちやすい魚。鮮度の違いを、うまみの濃さと食感から実感してください。

食べやすい、切り身干しタイプも。

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