組合員の協力を得て1年かけて商品化。

めかぶやもずくなどの海藻は積極的に食べたい食品のひとつ。パルシステムでも三杯酢やしょうゆ・塩系の商品などを商品化してきました。この商品は、これまでにない、いろいろな料理に使える海藻商品をめざし、パルシステム茨城 栃木の商品開発チームが開発に協力。１年かけて新しい海藻商品の誕生にこぎつけました。

ごはんや麺にかけたり、ドレッシング代わりにも。

海藻は、なじみのあるめかぶやもずく、のりのほか、彩りのよい“赤つのまた”を入れました。
とくに苦労をしたのは味付けです。海藻商品によくある酸っぱくなく、料理にアレンジしやすいような味を模索。開発メーカーのアドバイスをうけながら、ようやく見つけた味の決め手が「野菜エキス」です。のどごしのよさだけではなく、酸味を抑え、ほかの素材の風味をいかすやさしい味わいだから、アレンジも自由自在。ごはんや麺類にかけたり、お湯でといてスープにしたり、サラダと合わせることも。オリーブオイルとの相性もよいので、パスタソースとしても使えます。一品足りないときに、サッと解凍できて使える手軽さにもこだわりました。

調理例

海藻の「目利き」が選びぬいた原料。

原料には三陸産の海藻を使用。商品開発は、海藻ごとに全国に専門の目利きがいる「カネリョウ海藻株式会社」が行いました。担当者が地元の漁師や漁協と信頼関係があるからこそ、質の良いものを買い付けができるという強みと、海藻専門に特化した加工ノウハウで商品化を行いました。