蔵王山麓産牛乳を使ったホワイトソースが、なめらかでクリーミー。

「家庭で作るようなやさしい味わいのグラタンを」と開発された商品。人気の『産直米のクリーミードリア』の姉妹品です。ベースとなるホワイトソースには、蔵王山麓産の牛乳に、食塩には『海はいのち』を使用。自然豊かな環境で育った牛の牛乳を、新鮮なうちに同じ宮城県内の工場に運び、風味を逃さずに加工。工場では専任のスタッフが直火釜で小麦粉を炒めるところから手がけ、なめらかなソースに仕上げています

調理例

組合員が協力し、さらにコク深くリニューアル。

ホワイトソースは、バター、牛乳、小麦とシンプルな材料が支持される反面、増粘剤を減らしているため水っぽく、コクが足りないという課題が。そこで2024年度に組合員の協力のもと、リニューアルに取り組みました。組合員から挙がったのは「シンプルさは守りたい」という声。そこで、まずは原材料から見直し、マーガリンと酵母エキスパウダーを除去。代わりにバターとチーズを約1.4倍増やし、よりシンプルなチキンエキスを加えました。ミルク感やコクがアップし、クリーミーな仕上がりに。さらに、玉ねぎを約1.6倍、人参を1.4倍にカットサイズを大きくし、満足感もアップしました。

商品開発の活動風景

産直鶏肉と国産野菜のうまみしっかり。

具材は引き続き、マカロニ、産直鶏肉、玉ねぎ、人参、産直ほうれん草を使用。野菜はいずれも国産品です。うまみの濃い産直鶏肉と、産直産地「和郷園」（千葉県）でじっくりと肉厚に育てたほうれん草が、味わいを豊かなものにしています。「加熱時の飛び散りやムラ、鶏肉のパサつきが気になる」という声を受け、とり外したフイルムをかけて、1個ずつ電子レンジ調理する方法に。具材のおいしさをしっかりと引き出しながら、調理時間も約30秒短縮することができ、より、組合員のくらしに寄り添った商品に生まれ変わりました。

フイルムをかけて、電子レンジで。