産直小豆のおはぎ

絶妙の甘さと食感。産直小豆ともち米の香りが生きた“手作り風”のおいしさです。

産直小豆のおはぎ

粒あんは甘さひかえめに、もち米は粒を立たせました。

大切にしたのは、小豆ともち米の“素材感”。粒あんは甘さをひかえめにして、産直小豆の風味を生かしました。もち米はJAいわて花巻(岩手県)の産直米を使用。木のせいろで蒸し、ほどよく冷ましてからあんで包み、粒のつぶれを最小限に抑えました。
デリケートだったのは、砂糖と塩のさじ加減。小豆ともち米の風味を引き出すには、粒あんの砂糖を減らしたぶん、塩の量を調整する必要があり、納得の味を見いだすまで何度も試作を重ねました。
1個約80gというやや大きめのサイズも本品の特徴ですが、全体の味のバランスがよく、素材の風味が立っているので、思いのほかあっさりと食べられます。

手作り風の味わいは、熟練の加工技術があってこそ。

原料の小豆は、パルシステムの産直産地、北海道十勝の「大牧農場」が丹精を込めて栽培した「きたろまん」という品種。地元の原料を知り尽くした「十勝製餡(株)」が絶妙の火加減で粒あんに加工しています。
もち生地作り、包あん、凍結などの最終加工は、素材を生かした和菓子作りに定評のある芽吹き屋ブランドでおなじみの「岩手阿部製粉(株)」(岩手県)が担当。米の香りも楽しめるもち生地に仕上げました。このおはぎの“手作り風”のおいしさは、じつのところ、「十勝製餡(株)」と「岩手阿部製粉(株)」の熟練の技術があってこそのものなのです。

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