産直産地「うまか有機銘茶会」の有機抹茶を配合。

鹿児島県知覧町は国内でも知られた茶の産地のひとつ。ここで有機栽培茶を生産する16戸の農家が「うまか有機銘茶会」を設立し、2018年１月にパルシステムの産直産地となりました。なかでも「塗木（ぬるき）製茶工場」は、前例のなかった茶の有機栽培に、試行錯誤しながら取り組んできた先駆け的存在です。

うまか有機銘茶会の生産者 （左から）塗木裕一郎さん、大介さん（鹿児島県）

そんな有機知覧茶を幅広い層に知ってもらいたいと、パルシステム福島の組合員6名が開発に協力しました。「うまか有機銘茶会」で収穫した有機抹茶のみを使用。産直産地で丹精込めて育てた有機知覧茶を、抹茶にして丸ごと味わえる「有機知覧抹茶のロールケーキ」が誕生しました。

おとなから子どもまで楽しめる抹茶スイーツ。

誕生した商品は、見た目も鮮やか。抹茶の風味が楽しめるスポンジはしっとりとした口当たりで、ていねいに巻いたクリームには北海道産のかのこ小豆を入れました。抹茶好きでも満足ができる、食後のくつろぎタイムに家族みんなで食べてほしいという商品開発チームの思いを反映し、試作を重ねてお茶の苦みと甘みのバランス調整。開発チーム全員が納得の味わいが完成しました。

盛りつけ例