間伐材で作ったひのきまな板

間伐材を利用した商品開発に、組合員が協力!

間伐材で作ったひのきまな板

間伐材を有効利用した商品を作ろう!

意外かもしれませんが、森を守るには、木を植えるだけではなく伐ることも必要です。なぜなら、日本の森は植林による人工林がほとんど。たとえるならば木の畑です。伐って使わなければ、新しい命を育てることができないのです。
そこで日本の森を守るため、「多くの組合員に利用してもらえる、間伐材を活用した商品を開発したい!」というパルシステムの呼びかけに、茨城の組合員が集結し、商品開発チーム「WOODY」が活動をスタートしました。

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ふだん使いできる「まな板」に。

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「間伐材を活用した、多くの組合員に使ってもらえる商品とは」。メンバーは話し合いを重ねました。さまざまな木製品のアイディアが出されましたが、たどり着いたのは、まな板。「毎日の食事づくりに欠かせないまな板なら、間伐材を身近に感じながら使ってもらえるはず!」との思いからでした。
サイズは食材をたくさん切れる、大きめのものと、サブまな板として使える小さい2種類に。また、脚を付ければ、調理台においても濡れないので、裏返しても清潔に使える」など、組合員のくらしに活用できる工夫も取り入れました。

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焼印は切り株に種が落ち、芽吹いた森林再生の様子をメンバーがデザインしたもの。「森をまもろう」というメッセージが込められています。「間伐した山では、実際に切り株から植物の新芽が出ていることもあるんだそう。木々の生命力に驚かされますね」(「WOODY」のメンバー談)。

このまな板で、楽しく料理をしてほしい。

「トントントン…。音まで心地いい!」、「軽いので扱いが楽」、「脚の片方をシンクに落とせば、水切りしながら野菜が切れて便利」などのメンバーの声。
“このまな板を使って、楽しく料理をして欲しい”という思いを込めたまな板です。

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