
Baby Foods
「がんばって裏ごししても、食べ残してしまう…」「少量だけ作るのは大変」など、わが子の離乳食作りで四苦八苦していた中尾さん(製造元:(株)ナカシン冷食・代表取締役)。ある日、管理栄養士が手作りする冷凍キューブを見て、「こんな便利で助かるものが!」と驚いた実感が、商品開発を決意させたそうです。
パルシステムのオリジナル商品になるタイミングで、魅力をさらに進化させたのは組合員からの声でした。野菜はすべて国産を使用。キューブが出やすいように工夫を重ねた容器の開発などには、使う人の気持ちや目線が生きています。
左から黄キューブ、緑キューブ
単に素材の味を生かしてしまうと、自然な苦みや酸味も感じられるため、赤ちゃんは抵抗を感じてしまうことも…。そこでうまみは生かし、苦みや酸味はほかの食材の風味で目立たなくするなど組み合わせを工夫し、「味覚が敏感な赤ちゃんが食べやすい」味に仕上げました。
■黄キューブ(かぼちゃペースト、人参ピューレー、玉ねぎペースト)
食べさせたい緑黄色野菜に、玉ねぎのうまみをプラス。甘みとあざやかな色みが興味を誘います。
■緑キューブ(かぼちゃペースト、とうもろこしピューレー、さつまいも、ほうれん草ペースト、乾燥マッシュポテト)
ほうれん草の苦みを、かぼちゃ、コーン、さつまいもの甘みでカバー。
「バランスキューブ」のカラフルな色は、そのまま食材の色。たとえば、「朝と昼のメニューは緑が少なかったかな?」と思ったら夕食は緑のキューブをプラスするなど、色で直感的に足りない栄養を感じられ、手軽に補えるのもうれしいポイントです。
さらに便利なのは、パッケージに付いている二次元コード。読み込めば、離乳食レシピを検索できる「子育て123」(パルシステムの育児情報サイト)につながるので、メニューに迷ったときや、かわいらしい行事食を作りたいときなども、スマートフォンでパパッと閲覧できます。
■白キューブ(さつまいも、大豆、濃縮りんご果汁、玉ねぎペースト)
まろやかな甘みがあるので、苦手な食材と合わせるのにおすすめです。
■赤キューブ(トマトピューレー、人参ピューレー、乾しいたけ、濃縮りんご果汁、玉ねぎペースト)
乾しいたけや玉ねぎのうまみで、赤ちゃんが苦手なトマトの酸味を抑え、コクのある味わいに。
左から白キューブ、赤キューブ
(株)ナカシン冷食 代表取締役 中尾好伸さん
「バランスキューブ」は、あくまで素材。家庭の味付けを大切にしてほしくて、あえて調味料は使わず、どんなメニューにも対応できるようにしました。家庭ごとの味付けで、「わが家の味」を作ってあげてください!
ページに記載された内容は、最新の情報と異なる場合があります。