
Canned & Bottled Foods
「大人も満足できるおいしさ」をめざして開発したレトルトカレー。手軽さはもちろん、野菜をたっぷりと使うことで、栄養を気にしている方にもうれしいひと皿に仕上げています。開発にはパルシステム茨城 栃木の組合員が協力。パルシステムとカレーやソースの開発が得意な「エム・シーシー食品(株)」とともにタッグを組み、くらしの視点を生かした商品づくりに取り組みました。
商品開発の活動風景
組合員から挙がったのが「カレーだけでは栄養バランスが心配」という声。そこで、れんこんを使った茨城県土浦市のご当地カレーから着想を得て、れんこん、玉ねぎ、にんじん、セロリ、かぼちゃ(いずれも国産)に、うまみが濃厚なイタリア産トマトの計6種をたっぷりと使用することに。カレー全体の50%以上に野菜を使っています。れんこんはダイスカットにして食感を生かし、ほかの野菜はそれぞれの味わいが楽しめるよう、素材に合わせてカットしています。野菜のやさしい甘みや香りに、トマトの酸味がマッチ。あっさりと仕上がるよう、肉は鶏ひき肉(国産)を使用しています。
調理例
市販品の多くに使われている増粘剤は不使用。辛さは、中高生や大人が満足できる中辛口に仕上げました。スパイスの豊かな香りが口に広がり、あとを引く味わいです。野菜の甘みが溶け込んだカレーはとろりとなめらかな口あたりで、まるで具だくさんなスープのよう。ライスにはもちろん、パンにディップして楽しむのもおすすめです。
パルシステム茨城 栃木
「ほしいをカタチにプロジェクト」参加メンバー
メンバーそれぞれのカレーの好みがばらばらで、意見をまとめるのが大変でしたが、れんこんの食感やトマトの酸味を生かした味わい、中高生でも食べられる辛さなど、理想のカレーに仕上がったと思います。動物性油脂が使われていないのでべたつき感が少なく、食器洗いが楽というのもお気に入りポイントです。
パルシステム商品担当
ここまで多種類の野菜のうまみを生かし、バランスよく仕上げるのは家庭ではなかなかむずかしいもの。「手軽に食べられるおいしいカレーを開発したい」という、組合員やメーカー担当者の情熱を感じました。ぜひご家族で食べていただきたい商品です。いざというときには、加熱しなくても食べられるので、防災食にもぴったりですよ。
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