トマト

手間ひまかけて育んだトマトです。

トマト

変わりゆく気候や環境の中で続く栽培努力。

リコピンやビタミン類のほか、うまみ成分も豊富に含み、サラダはもちろんスープや煮込み、炒めものにも活躍するトマト。「近年は夏の猛暑によって実がうまくならなかったり、温暖化で病害虫の被害が拡大するなどトマトの栽培は難しさを増しています。パルシステムの産地では害虫の天敵となる生きものを活用したり、トマトの樹の健康維持を考えて肥料管理を行うなど、おいしいトマトをお届けできるよう努力を重ねています」(パルシステムの産直青果担当)。

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農薬を減らすため、さまざまな工夫をしています

「トマトは非常に栽培が難しい作物。土台となる“土づくり”をしっかりすることが重要なんです」。そう話すのは、JAつくば市谷田部産直部会(茨城県)のトマト生産者、冨山典之さん。堆肥などを使用することで土中の微生物が増えると、トマトの根も元気になります。すると病気にかかりにくくなり、農薬も減らせるという好循環が生まれます。

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冨山さんのハウスでは、「トマトには害虫がよく付くんですが、殺虫剤を使わずに済むよう、『ホリバー』というハエ取り紙のような札をつるしたり、天敵を放って駆除しています」と、農薬を減らすためさまざまな工夫をしています。

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