エコ・キャベツ

定番野菜こそ、環境に配慮した栽培品を。「芯まで甘い」おいしさも追求。

エコ・キャベツ

厳しい農薬削減基準をクリア! 毎日食べる野菜にこそ“安心”を。

サラダ、炒め物、スープなど幅広いメニューで親しまれるキャベツ。「キャベツは葉がやわらかく、病害虫の被害を受けやすいので、ほかの葉物野菜と比べても化学合成農薬の削減はなかなか難しいんです」(パルシステムの産直青果担当)。
しかしパルシステムの産直産地では、化学合成農薬の使用をできるだけ抑えた「エコ・チャレンジ栽培」に取り組んでいます。化学合成農薬、化学肥料を各都道府県で定められた慣行栽培基準の1/2以下に削減することに加え、パルシステムが「環境への影響が大きい」と判断した化学合成農薬や除草剤・土壌くん蒸剤などは使いません。そのぶん、生産者は手作業で除草をしたり、病害・虫害の予防には人一倍気をつかうなど、ていねいに育てています。

両親が続けてきた「産直」の楽しさを実感しています。

各産地では化学合成農薬の削減はもちろん、おいしいキャベツを作るため、生産者が様々な工夫をしています。「JAちばみどり海上産直部会」(千葉県)の生産者、石毛司さんもそのひとり。パルシステムの「産直産地」として農業を営んできた両親の跡を継ぎ、「エコ・チャレンジ」栽培に励んでいます。

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JAちばみどり海上産直部会の生産者 石毛司さん(千葉県)

「覚えることは多いですが、大変とは思っていません。堆肥や緑肥を使った土づくり、こまめな草とりなど、すべてが当たり前に必要なこと。それに両親を見て育つうちに、“産直を続けることには意味がある”と、思っていましたから」

梅雨入りをひかえた時季のキャベツは、「巻きがよくて、身が詰まっていておいしい」と教えてくれた石毛さん。「産直は組合員のみなさんや、先輩生産者との交流できるのが楽しい。子どものころも畑は大好きな遊び場でしたが、今は仕事場として大好きな場所になりました」

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