Vegetables
「人の手」が実現するエコ・チャレンジ。
さっと作れる炒め物から、コトコト煮込む煮物まで、さまざまな料理に活躍する玉ねぎ。その産地は北海道から本州、九州と全国に渡ります。収穫時期や出荷量をふまえながら、産地によって出荷の時期を少しずつずらす「産地リレー」を行い、一年中安定しておいしい玉ねぎをお届けしています。除草剤不使用のエコ・チャレンジ栽培において、どの産地の生産者も力を入れているのが、「除草作業」。手作業や機械を使っての草とりは相当な時間と体力を要しますが、除草剤を使わない土の中では微生物が活発に活動し、しっかりと味がのった玉ねぎを育んでくれます。
「安心」を届けるため、産地独自の工夫も。
玉ねぎの出来を左右するのは、なんといっても土の状態です。産地では、堆肥や有機質肥料を使用した土づくりを行い、良質な土で栽培できるように励んでいます。
産直産地のひとつ、長有研(長崎県)では、産地のなかでもレベルの高い独自の栽培基準を設けています。菜種かすや米ぬか、魚粉などを材料にして発酵・熟成させた肥料を使い、病気に強く健康的な土づくりを実践。化学合成農薬に頼らず、土そのものの力を生かした栽培に努めています。こうした並々ならぬ生産者の努力のもと育てられた玉ねぎ。その味の違いを、ぜひ確かめてみてください。
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