
Pork
赤身と脂のバランスにすぐれ、やわらかな食感と濃いうまみが魅力のロース肉。カタやモモに比べるととれる量が少なく、価格面からも利用されにくい部位ですが「ロース肉のおいしさを多くの人に知ってほしい」という思いから開発が始まりました。開発にはパルシステム静岡の組合員が協力。「使いたくなる」の声を大切に、「野菜もたくさんとれて、ごはんがすすむジンギスカン風の味付き肉」が誕生しました。
商品開発の活動風景
原料肉は、きめ細かな肉質の産直豚ロース肉に限定しています。当初の試作品は、約2.5mm厚だったところ、「しっかりとした食べごたえがほしい」という声を生かし、約3mm厚にして肉感を出すことに。また、「パルシステムの調味料を使いたい」という希望を受け、たれには『花見糖』を使用し、たまりしょうゆ、スライス玉ねぎ(国産)を加えてコクを深めています。さらにりんごピューレのフルーティーな甘みをプラスすることでジンギスカンらしい味わいに。着色料は使わず、シンプルな原料で理想の味付けをめざしました。
ジンギスカンの定番の野菜と炒め合わせるのがおすすめ。もやし150gとキャベツ100gを加えれば、約3~4人前のボリューム満点のひと皿が完成します。キャベツは手でちぎれば味がしみやすくなり、包丁要らず。肉のたれで味付けが調うので、ふだん料理をしない家族でも簡単に作れます。冷凍室にストックするといつでも食べられて、肉も野菜もごはんもいっぱい食べられる商品が完成しました。
調理例
パルシステム静岡
「ほしいをカタチにプロジェクト」参加メンバー
ロースってこんなにおいしいんだ、と思ってもらえる商品ができました! 作り方のポイントは、たれが薄まりすぎないように、野菜の水分をしっかりときること。人参やぶなしめじを加えれば、満足感もさらにアップします。参加者全員が活発に意見を交わし合い、味付けの試作に試行錯誤しながら納得のいく商品に仕上がりました。チームの思いとこだわりが詰まった商品なので、ぜひ多くの人に食べてほしいです。
パルシステム商品担当
パルシステムでは産地から豚を一頭単位を基本に仕入れています。どの部位も余すことなく、一頭丸ごとバランスよく食べきることが、産地や生産者の安心につながり、豚への感謝の気持ちとなります。そんな思いを反映し、ロースのおいしさを手軽に楽しめる素晴らしい商品ができました。長く愛される商品になってほしいですね。
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