産直小麦のキャラメル香るりんごブレッド

キャラメルの香りがふわり。家族みんなで楽しめるパン。

産直小麦のキャラメル香るりんごブレッド

くらしに寄り添い、長く愛されるパンをめざして。

開発には、パルシステム埼玉の組合員が協力。組合員の「10年先も愛されるパンにしたい」という声を起点に、商品開発が始まりました。味わいはもちろんのこと、追求したのは利用者のくらしに寄り添うこと。それぞれの「ほしい」の思いや意見を交わすなか、「子どもが朝食をパパッと食べてくれない」というメンバーの悩みが大きなヒントに。子どもにとってのお楽しみ要素をプラスした、「手で簡単にちぎって分けられ、家族みんなで楽しめるパン」をめざしました。

商品開発の活動風景

キャラメルの甘い香りで、子どもが楽しみに朝起きられるようなパンに。

寝起きでテンションが下がっている子どもには、朝ごはんを食べさせるのにもひと苦労。「キャラメルの甘い香りがすると喜んで起きてくれるんじゃないか」という発想から試作品を焼いてみると、テーマパークに漂うような甘い芳香が部屋中にふわり。この香りを生かそうと、味付けをキャラメルに決定しました。さらに味わいのアクセントに、キャラメルと相性のいいりんごを採用。ダイス状にカットした砂糖漬けのりんごを、生地にプラスしています。フルーティーな風味を加えることで、おとなでも楽しめる奥行きのある味わいに仕上げました。

手でちぎって分けやすく、食べてもボロっとしにくい生地にこだわりました。

原料には産直小麦「ゆめちから」と「きたほなみ」の小麦粉を使用。もっちりと仕上がる産直小麦の特性を生かし、子どもが食べてもボロボロとこぼれ落ちない生地をめざしました。ただ、もちもちしすぎると子どもにとって食べにくくなるため、その両立がむずかしく、食感については何度も検証。度重なる試作を経て、絶妙なバランスの生地にたどり着きました。子どもでも簡単に手でちぎって分けることができ、ふっくらとしていてしっとりやわらかな食感に。「10年先も家族みんなで食べてほしい」という思いが込められたパンが完成しました。

商品に込めた想い

パルシステム埼玉<br>「ほしいをカタチにプロジェクト」参加メンバー

パルシステム埼玉
「ほしいをカタチにプロジェクト」参加メンバー

パン好きなメンバーが集まりましたが、好みもそれぞれ。みんなで持ち寄ったパンを食べ比べたり、生地とフィリングの組み合わせをいくつも試したりと、納得できるまで妥協せずに取り組み、くらしに寄り添ったパンに仕上がったと思います! 朝食にもおやつにも活躍してくれること間違いなしですよ。

パルシステム商品担当

パルシステム商品担当

とても和やかな雰囲気で、10年先も愛されるようにと、意識の共有がしっかりできていました。意見がいくつか出てきたときも、組合員が利用してくれるのはどっちかとテーマに立ち返り、ぶれずにまっすぐ目標に向かうことができたのがとても印象的でした。とても香りのいい、わくわくするパンになっています。ぜひ家族みんなで楽しんでほしいですね。

ページに記載された内容は、最新の情報と異なる場合があります。