世界中で愛される石けんを、産直原料で。

1688年、当時のフランス国王ルイ14世は、マルセイユでの石けん製造に厳しい品質管理を定めました。そのひとつが「原料油脂の72％以上がオリーブオイルであること」。保湿性に優れ、使い心地もよい「マルセイユ石けん」は、世界中で“いい石けん”の代名詞となってきました。

今回は「より人と環境にやさしいマルセイユ石けん」を、と産直原料を使った商品開発に茨城 栃木の組合員が協力。シンプルでナチュラル、香りも使い心地も、環境にもやさしい石けんができました。

使用したのは“顔が見えるオリーブオイル”。

主原料には、パルシステムオリジナルの調味料、『産地限定エキストラバージンオリーブオイル』を使用。スペインの産直産地ができる限り農薬を使わず栽培し、収穫後24時間以内に搾汁したフレッシュさが自慢のオイルです。

栽培から搾汁、ブレンドまで一貫管理。誰がどこでどのように育て、作ったのかまで明確な“顔が見える”オリーブオイルは、食用でも希少です。

オリーブの収穫風景

ウッディの落ち着いた香り。しっとりとした洗い上がりが特徴です。

油分を多く含む「マルセイユ石けん」は溶け崩れしやすいのが難点ですが、開発チームは「溶け崩れのしにくさ」と「泡立ちのよさ」をめざして意見を出し合い、メーカーとも協議。使用感のよさにもこだわりました。

試作を重ね、保湿性の高いしっとりとした洗い上がりを実現。さわやかなハーバルウッディの香りも、いつものバスタイムを癒やしのひとときに演出します。