コア・フード国産飼料で未来へつなぐ平飼いたまご

国産飼料で脱・輸入依存。“国内自給率の未来”を考えた卵です。

コア・フード国産飼料で未来へつなぐ平飼いたまご

飼料の90%以上を国産に。

日本は、世界でも有数の卵消費国ですが、じつは、卵の国内自給率は、カロリーベースで約12%と低い水準です(※)。その理由は親鶏の飼料の大半を海外に依存しているから。この自給率は国産の飼料を食べて国内で生産された卵の自給率を表しており、日本の卵生産は、輸入状況に左右されるという不安定さを抱えています。

そこで、パルシステムは親鶏に与える飼料の90%以上を国産にした商品を開発し、安定した鶏卵生産に挑戦します。

飼料の中心となるのは、約5割を占めるトウモロコシ。国産の生産量はまだ少ないですが、国内のトウモロコシ農家と連携し生産拡大を進めることで、おいしいたまごの追求と飼料の自給率向上に取り組みます。


(※出典:農林水産省「令和2年度食料自給率について」「 飼料をめぐる情勢」)

自由に歩き回れる「平飼い」で、のびのびと飼育。

飼育方法は「平飼い」。親鶏をケージの中ではなく鶏舎の地面に放して飼う養鶏法です。自由に動き回れるので、親鶏は余計なストレスを感じることなく、のびのびと成長します。

生産者たちは「親鶏を自然に育て、そのなかから生まれる卵を自然の恵みとしていただく」という考えをもち、生産効率よりも生き物としての親鶏の健康を優先しています。

鶏舎を動き回る親鶏

組合員の利用が、“畜産の未来を作る挑戦”を支えます。

この商品はカタログには掲載されず、注文できるのは「予約登録」のみ。事前注文で将来の利用を約束することで、これまでにない取り組みに挑戦する生産者を支える、生協ならではの注文方法です。

国産の飼料用トウモロコシを作りたいと思う生産者、それを使いたいと思う鶏卵生産者、そして、この卵を選ぶ組合員の想いが「国内自給率を高める」ことに結びつき、持続可能な未来への一歩へとつながります。

商品に込めた想い

JAやさと(茨城県) 松﨑泰弘さん

JAやさと(茨城県) 松﨑泰弘さん

東日本大震災で飼料の供給が止まり、大変な思いをしたことが飼料の国産化を考えたきっかけです。 市販でも国産飼料をうたう卵はありますが、国産トウモロコシを与えているものはほとんどありません。 安定した持続可能な畜産商品づくりに、“食べる”ことでいっしょに取り組んでいただけるとうれしいです。

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