エコ・秋田あきたこまち

環境保全型農業の先進地域。

エコ・秋田あきたこまち

農薬に頼らない米作りに力を注いでいます。

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「エコ・秋田あきたこまち」の産直産地には、秋田県大潟村で米作りをしている産地もあります。秋田県大潟村は、1977年に日本で2番目に大きかった湖、八郎潟から水を抜くという干拓事業によってできた大規模な面積の村です。早くから化学合成農薬に頼らない米作りに力を注ぎ、現在では全国有数の環境保全型農業の先進地域として知られています。

さまざまな取り組みで存在感をアピール。

大潟村にある「花咲農園」「大潟村産直会オーリア21」は、2003年には不作のなか、パルシステムに優先的に新米を出荷したり、2004年には「田んぼの生きもの調査」に率先して名乗りをあげるなど、その存在感をアピールしています。「新米が届くと毎年お便りをくれる組合員さんがいるんです。親戚感覚の交流ができてうれしいけど、今年の評価はどうだろうってじつはドキドキ。でもこのドキドキが、米作りのモチベーションに」(生産者・工藤猛さん)。

田んぼの生態系の大切な生きものが生息。

1990年代に農薬の空中散布を廃止した大潟村では、イナゴ(ハッタギ)などの生きものが増えてきました。イナゴは稲の葉をかじって農家を困らせますが、彼らも田んぼの生態系の大切な仲間。農薬を減らしたことでイナゴが増え、そしてイナゴを食べる鳥やカエルなどの生きものが増え、さらにそれらを食べるチュウヒ(タカ)などの猛禽類も増えて、大潟村には生態系のバランスのとれた田んぼが広がっています。

焼きおにぎりにも使用。

「産直米の焼きおにぎり」

パルシステムの人気商品「産直米の焼きおにぎり」は、「花咲農園」の「エコ・チャレンジ」栽培の『秋田あきたこまち』を使用しています。

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