産直野菜と果物の中濃ソース

新鮮な産直青果のおいしさを、ぎゅぎゅっと凝縮!

産直野菜と果物の中濃ソース

産直産地の野菜と果物を使って、少人数のくらしで使いやすいソースを作ろう。

「おいしいソースがあると食卓の味わいが広がるけれど、揚げ物ばかりは食べないし…。だから注文をちゅうちょしてしまう」。珍しい話ではありません。とくに家族の人数が少ないと、「使いたいときには、古くなっている」ということも。そこで東京の組合員が、「少人数の家族でも使いきりやすく、おとなも満足できる味わいのソース」の開発に協力しました。産直の野菜と果物のおいしさが主役の味わいは、ひとビン200mlの小ぶりなサイズがもどかしく感じるほどの出来栄えです。

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組合員の想いを受けて、メーカーが製法までも変えました。

野菜と果物(りんご、トマト、玉ねぎ、人参、セロリ)はすべて、栽培履歴が明確な産直原料。規格外品も積極的に使用しています。これを高圧でじっくりと煮出すところから、製造をスタート。これは、じつはソースメーカーでは特別なこと。加工された野菜と果物を原料として仕入れて使うのが、一般的な作り方だからです。今回この手間のかかる製法をメーカーに選ばせたのは、組合員の「産直の野菜や果物のおいしさを最大限に生かしたい」という強い想い。その結果はといえば、「加工された野菜と果物から作ったスープは、えぐみが強くてそのままでは飲めない。でも産直野菜を生からスープにすると、むしろ甘みがあっておいしい」と、プロに言わせたほどでした。

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産直原料のうまみを、プロがいっそう味わい深く。

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「調味料は家庭にあるようなものを使いたい」というのが、組合員の願い。そこで一般的な加工品に多く使われる、人工的に甘味を抽出した果糖液糖ではなく、さとうきびから作った赤糖と粗糖を。とろみ付けにはコーンスターチを使いました。着色料や化学調味料は不使用です。こうしたこだわりを盛り込み、試作を重ねるなかでメーカーから提案されたのが「バルサミコ酢」の使用。穀物酢に比べて酸味が穏やかで、組合員も絶賛。カタログで扱いのあるバルサミコ酢を選んだことで、よりパルシステムらしさも増しました。でき上がったソースは、産直野菜と果物の甘みをスパイスがほどよく引き締め、あと味もさっぱり! メンバー全員が納得の味に仕上がりました。

商品に込めた想い

製造元「(株)ポールスタア」開発室長の河野さん(左)、工場長の伊東さん(右)

製造元「(株)ポールスタア」開発室長の河野さん(左)、工場長の伊東さん(右)

本品に採用した製法は、当社初のチャレンジでした。原材料や配合の微調整を繰り返し、組合員のみなさんの期待にこたえられる、フレッシュさやりんごの甘みを生かすことができました。対話を重ね、妥協せず改良したことで、本当によい商品ができ上がったと実感しています。

パルシステム商品担当者

パルシステム商品担当者

まずソース作りにメンバーのみなさんが関心を持ってくださったことに、感謝。そしてとてもよい商品をいっしょに開発できたことに、喜びを感じています。この活動を通じてパルシステムの「顔の見える関係」を、より身近に感じていただけてうれしく思います。

商品開発チーム

商品開発チーム

幅広い年代のチームでしたが、目指すゴールをしっかりと共有できたことで、最後までぶれずに開発協力できたと思います。新鮮な産直野菜と果物のおいしさが凝縮していて、スパイスも酸味もまろやか。揚げ物にはもちろん、生野菜や温野菜にかけたり、料理の隠し味にもぜひ活用してください!

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