日本のこめ豚

塩だけでおいしい豚肉。それが日本のお米を食べて育った「日本のこめ豚」です。

日本のこめ豚

お米で育った豚は、脂に甘みがあり、あっさり。

みなさんは豚が何を食べて育つか知っていますか? 「日本のこめ豚」は出荷前の約2カ月間、国産飼料用米を配合した飼料で育ちます。2022年4月お届け分の商品から配合率を30%から40%に変更しています(冷蔵品のみ、冷凍品は順次切り替え予定)。お米は豚が栄養をしっかりと吸収できるように開発した飼料を与えています。こうして生まれた日本のこめ豚は、あっさりとして、脂に甘みがあると好評。シンプルな味付けでも、うまみとさらりとした脂の甘みを実感できるはずです。

「日本のこめ豚」をおいしく食べて、日本に“自給力”を。

日本の畜産は、輸入飼料に依存することを長く続けてきました。しかし輸入飼料の値上がりや、2011年の東日本大震災の影響で輸入飼料が入手困難になったことをきっかけに、「できるだけ飼料を自給していこう」という思いが高まっています。パルシステムと産直産地はそれに先がけ、2006年に飼料用米配合の取り組みをスタート。2008年に「日本のこめ豚」として商品化しました。飼料の自給率向上はもちろん、様々な原因で米作りを止めてしまった田んぼをよみがえらせることも目的でした。「日本のこめ豚」が増えれば、必要になる飼料用米の量も増加し、田んぼも拡大するためです。また豚舎で使ったもみ殻などは、米作りの堆肥に活用できます。こうして地域のモノと人とがつながり、循環する仕組みこそ、パルシステムがめざす「日本型畜産」。このカタチが広がれば、やがては食料自給率の向上につながります。

健康を第一に育てるから、くさみが少なく、ジューシー。

おいしい豚肉のためには、まず豚が健康でなければなりません。産地の「ポークランドグループ」(秋田県)では、発酵した堆肥を敷き詰めたバイオベッドを中心に「日本のこめ豚」を飼育。少しでも豚が健康で快適に過ごせるよう、温度に注意して換気をしたり、豚の表情もこまめにチェックするなどの努力を重ねています。こうした環境で、ストレスなくのびのびと運動して育つからこそ、くさみが少なく、ジューシーな肉質に仕上がるのです。

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【超えムービー】「日本のこめ豚」

パルシステムの「日本型畜産」の取り組み

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